au回線で使える格安SIMはmineo・UQ mobile・Fiimoの3つしかありませでしたが、2016年10月1日から、IIJmioがau回線に対応したことで選択肢が少し広がりました。ここではSIM選びの参考になるようにこの4つの特徴を比較してまとめました。
IIJmio
タイプA | 容量 | データSIM | SMS対応SIM | 音声SIM |
---|---|---|---|---|
ミニマムスタートプラン | 3GB | – | 900円 | 1600円 |
ライトスタートプラン | 6GB | – | 1520円 | 2220円 |
ファミリーシェアプラン | 10GB | – | 2560円 | 3260円 |
au回線ができたことで複数枚のSIMを発行するときに、タイプA・Dを混ぜて発行でき、A・D間でも通信量をシェアできるようになった。
また少し前にライトスタートプランが料金そのままで5GBから6GBに増量したことで、ミドルプランでの優位性が上がりました。
余った高速通信量は翌月までくりこして使える。高速と低速の切り替えができ、低速時は初速だけ高速で読み込むバースト機能がある。最大10枚のSIMカードでシェアが可能。
mineo
Aプラン | シングルタイプ | シングル+SMS | デュアルタイプ |
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500MB | 700円 | 700円 | 1310円 |
1GB | 800円 | 800円 | 1410円 |
3GB | 900円 | 900円 | 1510円 |
5GB | 1580円 | 1580円 | 2190円 |
10GB | 2520円 | 2520円 | 3130円 |
au回線の最有力候補。プランの選択肢は一番多くライトユーザーからヘビーユーザーに対応。Aプラン(au回線)からDプラン(ドコモ回線)またはその逆へのタイプ変更も可能。
当月の余った高速容量は翌月まで繰り越して使える。高速通信をOFFにして低速で使え、低速は無制限に使えます。家族やユーザー間でシェアできる機能あり。複数回線や家族で使うと5回線まで割引されます。
UQ mobile
プラン | データSIM | データ+SMS | 音声SIM | 最大速度 |
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高速プラン3GB | 980円 | 980円 | 1680円 | 150Mbps |
無制限プラン | 1980円 | 1980円 | 2680円 | 500Kbps |
ドコモ回線も含めて数あるMVNOの中でも1番速度が速いと言われているのがUQ mobileです。速度を重視するなら1番候補ですが、対応する容量のプランが少ないのがネックとなっています。無制限プランは最大速度が500kbpsに抑えられています。6GBの3日制限があるので、実質ひと月で60GB程度使えることになります。動画をよく視聴する方向けのプランといえます。データの繰り越し、高速と低速の切り替えに対応。
Fiimo
Aプラン | シングルタイプ | シングル+SMS | デュアルタイプ |
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3GB | 900円 | 1050円 | 1600円 |
5GB | 1600円 | 1750円 | 2300円 |
10GB | 2650円 | 2800円 | 3350円 |
高速通信をOFFにして任意に低速で使うことはできない。低速は容量を使いきった時か3GBの3日制限に引っかかった時になる。余った高速容量は翌月まで繰り越して使えます。5回線までシェア可能。
まとめ
- au回線でシェアできるのはmineoとFiimoとIIJmio。
- 速度重視ならUQだがプランが限られる。
- 動画視聴が多いならUQの無制限プラン。
- トータルバランスでmineoかIIJmioがおすすめ。